棟板金交換・貫板交換工事の施工事例|屋根塗装前に行うべき重要工事とは?

query_builder 2026/01/22
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今回は、屋根の棟板金交換工事と貫板(ぬきいた)交換工事を行った施工事例をご紹介します。

今回のお客様は、

  • 雨漏りは今のところしていない

  • ただし棟板金の浮き・劣化が気になる

  • できるだけ費用を抑えたい

  • この後に屋根塗装工事も予定している

というご要望をお持ちでした。

普段、弊社では耐久性に優れた樹脂製の貫板を標準的におすすめしていますが、今回はお客様のご予算を最優先し、木製貫板を使用した施工を行いました。

この記事では、

  • 棟板金とは何か

  • 棟が屋根の中でどれほど重要な役割を果たしているか

  • なぜ屋根塗装の前に棟板金工事が必要なのか

  • 樹脂製貫板と木製貫板の違い

などを、できるだけ分かりやすく、かつ専門的な視点で詳しく解説していきます。

屋根工事や屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。


そもそも「棟板金」とは?

棟板金とは、屋根の一番高い位置(棟部分)に取り付けられている金属製の部材です。

屋根は左右から屋根材が合わさる構造になっていますが、その継ぎ目部分を覆い、雨水の侵入を防いでいるのが棟板金の役割です。

棟板金の主な役割

  • 雨水の侵入防止

  • 風による屋根材のめくれ防止

  • 屋根全体の強度を保つ

  • 台風・突風時の被害軽減

普段はあまり目立たない部分ですが、実は屋根の中でも最もトラブルが起きやすい箇所のひとつです。


棟板金の内部構造|見えないけど重要な「貫板」

棟板金の下には、貫板(ぬきいた)と呼ばれる下地材が入っています。

貫板の役割

  • 棟板金を固定するための下地

  • ビス(釘)を効かせるための重要部材

  • 棟全体の直線性・強度を確保

棟板金は、この貫板に向かってビスで固定されています。

つまり、貫板が劣化していると、いくら新しい棟板金を付けても意味がありません。


棟板金トラブルの多くは「貫板の劣化」が原因

現場調査でよく見かけるのが、

  • 棟板金が浮いている

  • ビスが抜けている

  • 棟板金がバタついている

といった症状です。

これらの多くは、

貫板が雨水を吸って腐食していること

が原因です。

木製の貫板は年数が経つと、

  • 雨水を吸う

  • 膨張・収縮を繰り返す

  • ビスが効かなくなる

といった劣化が起こります。

その結果、

  • ビスが抜ける

  • 棟板金が浮く

  • 強風で飛散する

といった被害につながります。


今回の施工内容|棟板金交換・貫板交換工事

今回の工事では、以下の流れで施工を行いました。

① 既存棟板金の撤去

まずは既存の棟板金をすべて撤去します。

長年使用されていた棟板金は、表面だけでなく内部のビス周りにも劣化が見られました。

② 既存貫板の撤去

棟板金を外すと、内部の貫板が現れます。

今回も例外なく、

  • ビス穴が広がっている

  • 表面が傷んでいる

  • 一部腐食が始まっている

といった状態でした。

③ 新しい貫板の設置(木製)

今回はお客様のご予算を考慮し、木製の新しい貫板を使用しています。

木製貫板は、

  • 初期費用を抑えられる

  • 施工性が高い

というメリットがあります。

ただし、耐久性は樹脂製に比べると劣るため、

今後のメンテナンス計画を踏まえた上での選択が重要です。

④ 新しい棟板金の設置

新しい貫板の上に、棟板金を設置します。

  • ビスは適切なピッチで施工

  • 強風対策としてしっかり固定

  • 見た目も一直線に仕上げ

耐久性・美観ともに安心できる仕上がりとなりました。


樹脂製貫板と木製貫板の違い

ここで、よくご質問をいただく

「樹脂製貫板と木製貫板、どっちがいいの?」

という点について解説します。

樹脂製貫板の特徴

  • 水を吸わない

  • 腐食しない

  • ビスの保持力が長期間安定

  • 初期費用はやや高め

木製貫板の特徴

  • 初期費用を抑えられる

  • 施工しやすい

  • 年数が経つと劣化しやすい

どちらが正解というわけではなく、

ご予算・建物の状況・今後の工事計画によって選ぶことが大切です。

今回は、

  • 近い将来に屋根塗装を予定

  • できるだけ費用を抑えたい

という理由から、木製貫板を選択しています。


屋根塗装前に棟板金工事を行う理由

「先に屋根塗装だけやればいいのでは?」

と思われる方も多いですが、これはおすすめできません。

理由① 塗装しても棟の下地は直らない

屋根塗装はあくまで表面保護です。

貫板が劣化している状態で塗装をしても、

  • ビスの緩み

  • 棟板金の浮き

といった根本的な問題は解決しません。

理由② 後から棟工事をすると二度手間

塗装後に棟板金を外すと、

  • せっかく塗った塗膜を傷つける

  • 余計な補修費用がかかる

といったデメリットがあります。

理由③ 屋根全体の耐久性が大きく変わる

棟がしっかりしていない屋根は、

  • 雨漏りリスク

  • 台風被害リスク

が一気に高まります。

そのため、屋根塗装前に棟板金・貫板工事を行うことが非常に重要なのです。


棟は「屋根の要」|見えない部分こそ丁寧に

棟は、

**屋根全体をまとめる、いわば「屋根の背骨」**のような存在です。

ここが弱っていると、

  • どんなに高い塗料を使っても

  • どんなに見た目がきれいでも

屋根としての性能は十分に発揮できません。

だからこそ、

見えない部分・地味な工事こそ、手を抜かないことが大切です。


まとめ|屋根工事は順番と中身が大事

今回の工事では、

  • 棟板金交換

  • 貫板交換(木製)

  • 今後の屋根塗装工事を見据えた施工

を行いました。

屋根工事は、

「とりあえず塗る」

ではなく、

屋根の状態を正しく見極め、必要な工事を適切な順番で行うこと

が何より重要です。

株式会社小林建設では、

  • 無理な工事の押し付けはしません

  • ご予算・ご要望に合わせた最適な提案

    • 将来見据えた施工計画

    を大切にしています。

    屋根のことで気になることがあれば、

    「これって直した方がいいの?」

    そんな些細な疑問でも構いません。

    春日部市周辺で屋根工事・棟板金交換・屋根塗装をご検討の方は、 ぜひ一度、株式会社小林建設までお気軽にご相談ください。

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株式会社小林建設

住所:埼玉県春日部市大場207-1

電話番号:048-795-6298

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